現代広告の心理技術101はなぜ売れる?心理トリックの暴露とレビュー

現代広告の心理技術101

コピーライティングを身につけて商品を売りたいなら、最低でも5回は読みたい内容の濃い良書に『現代広告の心理技術101』があります。

マーケターやコピーライターなら知らない人がいないと思うほど有名で、販売元のダイレクト出版といえば『現代広告の心理技術101』というくらい売れている本です。

この本が売れ続けている理由は、ダイレクト出版が仕掛けた心理テクニックセールス手法にあります。その手法とは、この本で解説されている消費者心理のテクニックでもあります。

つまり、『現代広告の心理技術101』で教えている心理テクニックを実践することで、この『現代広告の心理技術101』自身が売れているんですね。

著者であるドルー・エリック・ホイットマン氏は、本書の中で「世の中の広告の99%はゴミ」だと指摘しています。現代広告のほとんどが、お客さんにお金を払いたいと思わせる方法がわかっていないという理由です。

もしも、あなたの作る広告で商品が売れていないのだとしたら、ドルー氏が指摘する「消費者心理を理解できていない99%のゴミ広告」なのかもしれません。

なぜ『現代広告の心理技術101』は売れるのか? この本自身が証明している心理テクニックと、セールス手法を解説します。

この本が売れ続けている理由を分析すれば、売れる1%のお宝広告を作るヒントが得られるということですね。

レビューについても書いていますので、あなたの収入を爆上げする書籍になり得るかどうかの判断材料にしてみてください。

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現代広告の心理技術101は買いにくい本

『現代広告の心理技術101』をご存知なかったとしたら、一度公式販売ページを覗いてみてください。普通に考えたら買いにくい本なんですが、それでも売れる理由の秘密は、 この販売ページの作り方に隠されています。

現代広告の心理技術101のバナー『現代広告の心理技術101』の公式販売ページを見る

通信販売の3つの高いハードル

『現代広告の心理技術101』を購入するには、心理的に負担の高いハードルが3つあることを感じられませんでしたか?

1. 試し読みができない

1つ目のハードルは、この本は基本的にはダイレクト出版のWebサイトからでしか購入できないことです。一般書店に流通しているわけではないので、本屋さんに行って「立ち読みしてから、良さそうだったら買おうかなぁ・・・」という試し読みができません。

2. 高く感じる

2つ目のハードルは、通常価格が3700円することです。本屋に並ぶ一般的な書籍は1000円〜1500円ほどなので、比べてみたらずいぶん高く感じるかもしれません。

3. 面倒に感じる

3つ目のハードルは、住所・氏名・クレジットカード情報などを登録する必要があることです。通販に抵抗がある人にとっては、面倒に感じるかもしれません。

「試し読みができないし、価格も高いし、購入までの手続きが面倒・・・」

一見すると三重苦ですが、それでもダイレクト出版といえば『現代広告の心理技術101』というくらい売れています。なぜ売れ続けるのか? その秘密を5つ解説します。

あなたが商品を販売する時にも使えるテクニックです。

売れる秘密その1:長さのヒューリスティック

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密その1は、販売ページに長さのヒューリスティックが使われていることです。

長さのヒューリスティックとは、商品説明が長ければ長いほど、「きっと良いモノなんだろうな・・・」と感じる心理効果です。

長さのヒューリスティックの例え

例えば、洗濯機を買おうと思って、2台の洗濯機のパンフレットを見比べたとします。

1ページだけのパンフレットの洗濯機と、10ページのパンフレットの洗濯機があったとしたら、あなたはどちらの洗濯機の価値が高いと感じますか?

おそらく、10ページのパンフレットの洗濯機ではないでしょうか? たくさんの機能紹介があれば、誰だってページ数の多い方が価値が高いと感じますよね。

『現代広告の心理技術101』の販売ページの商品説明文、もくじ紹介の長さを見てみてください。Amazonで紹介されている通常の本の紹介文でも、ここまで長い説明はありません。

そのため、「こんなにも長い説明があるんだから、きっと内容の詰まった良い本に違いない!」という気持ちが無意識に生まれやすくなります。

ですので、あなたがセールスコピーを書くときには、なるべく長い文章にしてみてください。それだけで広告の効果が上がる可能性があります。

ダラダラ長いだけの文章は逆効果

ただし、ただダラダラと長い文章にしたって効果はありません。実際に内容がある商品だからこそ、丁寧に説明しようとすると必然的に長くなるということです。

もちろん『現代広告の心理技術101』も、商品を売るための消費者心理の解説がぎっしり詰まった内容だからこそ、説明が長くなっているということですね。

長さのヒューリスティックや、その他の関連した心理テクニックについては、次の項目で理解を深めることができます。

『現代広告の心理技術101』ではココ!

  • 123P・・・人がもっとも避けたい◯◯を知れば、セールスに逆利用できます。
  • 124P・・・◯◯を盛り込めば盛り込むほど売れます。
  • 126P・・・買う◯◯をたくさん用意すれば売れます。
  • 127P・・・人間の心理とはこんなものです。
  • 268P・・・何度も◯◯◯◯ことが売れるコツです。
  • 269P・・・長いコピーが良い理由は◯◯◯◯が良いからです。

その他のいくつものヒューリスティックを理解すれば、あなたの作る広告は “脳が無意識で買いたくなってしまう広告” へと変貌するはずです。

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売れる秘密その2:権威性の提示

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密その2は、販売ページで権威性の提示が使われていることです。

人は権威に弱い側面を持っています。

権威性の例え

例えば、あなたは体調不良で街の小さな診療所に行ったとします。

診察室に入ると、Tシャツに短パンのおじさんが「ストレスですね」と診断をしてくれました。念のために、大きな大学病院へも行ったとします。今度は白衣を着たお医者さんが「ストレスですね」と診断をしてくれました。

この時、あなたは同じ診断でも、信頼できる度合いに違いを感じてしまうのではないでしょうか?

なぜなら、人は「大学病院」というネームバリューや、「白衣」が持つ権威(医者の象徴)に信頼感を抱く傾向があるからです。

著者であるドルー・エリック・ホイットマン氏の紹介

『現代広告の心理技術101』の販売ページでは、著者であるドルー・エリック・ホイットマン氏の紹介がされています。

米国ダイレクトレスポンス広告界の第一人者。11歳からダイレクトレスポンス広告による販売を始め、テンプル大学で広告学の学位を取得後、広告の世界で頭角を現す。

フィラデルフィア最大の広告代理店のダイレクト・レスポンス部門で長きにわたって活躍、世界最大手のダイレクト型保険会社でシニア・ダイレクトレスポンス・コピーライターを務めたほか、カタログ大手のデイ・タイマー社でアソシエイト・コピー・チーフを務めた経験を持つ。

「広告業界で長きにわたって活躍していて経歴もある人が書いた本なら、実践的で役に立つ手法が書かれているに違いない!」と感じたとしたら、それは権威を提示されたことで信頼したということです。

権威は本人以外でも効果がある

また、権威は伝染します。

例えば、知り合った人が普通の人に見えたとしても、「ソフトバンクの孫さんは親戚だよ」と聞かされたら、なんだか凄い人のように感じてしまいませんか?

本の帯に著名人の推薦文を載せるのは、推薦文を書いた人の権威を、本そのものに伝染させるためなんですね。

ですので、あなたがセールスコピーを書く時には、権威をアピールするか、権威を借りるようにしてみてください。それだけで、お客さんはあなたの広告から商品を買いやすくなります。

実際にこの本を読んでみると、著者の経験談を交えて心理テクニックが解説されていますので、権威が本物であることを実感できると思います。

権威性やその他の関連した心理テクニックについては、次の項目で理解を深めることができます。

『現代広告の心理技術101』ではココ!

  • 52P・・・◯◯をアピールすれば売れやすくなります。
  • 54P・・・ある商品には、◯◯◯◯◯アプローチが超有効です。
  • 58P・・・お客さんに買う◯◯をつければ売れます。
  • 59P・・・権威のイメージを使うには◯◯を知ることが重要です。
  • 95P・・・お客さんが◯◯する権威を使えば売れます。

あなたがコピーを書く際には、どのように権威性を利用できるのか確認してみてください。今まで売れなかったのは、権威性やその他の心理的な要素が足りなかったのかもしれません。

『現代代広告の心理技術101』の公式販売ページを見る

売れる秘密その3:社会的証明

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密その3は、販売ページで社会的証明が使われていることです。

社会的証明とは、「多くの人が支持しているんだから、間違いないだろう・・・」と感じる心理作用のことです。

販売ページで使われている社会的証明

販売ページの下の方にある、カスタマーレビューを見てみてください。

  • 「アイデアの宝庫です!」
  • 「冒頭の部分から広告に関する考え方や見方がガラッと変わりました」
  • 「いきなりマーケティングのプロになったと思えるくらいの知識が手に入りました」
  • 「これさえあれば、他の書籍は無用です」
  • 「もっと早くこの本に出会ていればよかった!」
  • 「衝撃的な内容でした」
  • 「コピーの本をいくつか持っているが、まずこの本を買っていただきたいと強くお薦めします」

などと、好意的な意見がたくさん掲載されていますよね。

たくさんのレビューが載っていることで、「こんなに大勢の人が太鼓判を押しているなら、購入しても間違いなさそうだな・・・」と感じませんでしたか? もしもそう感じたとしたら、その感覚が社会的証明による安心感です。

多くの人は、販売者が言う「この商品は良いですよ」というメッセージよりも、実際の購入者の「この商品良かったよ!」という声がたくさんあることで信用しやすくなるんですね。

ですので、あなたが商品・サービスを販売する時には、できるだけ多くのレビューを載せるようにしてみてください。あるいは、商品の注目度が高いことや、人気があることをアピールすることも有効です。

社会的証明や、その他の関連した心理テクニックは、次の項目で詳しく解説されています。

『現代広告の心理技術101』ではココ!

  • 61P・・・社会的本能である◯◯を利用すれば売れます。
  • 62P・・・3種類の◯◯を関連付ければ売れます。
  • 63P・・・お客さんはどんな◯◯を持っているかを知れば売れます。
  • 64P・・・お客さんにアピールする広告手法には2つのパターンがあります。
  • 92P・・・特定グループの◯◯アイテムだと伝えれば、雪だるま式に売れます。
  • 213P・・・お客さんに◯◯を求めれば売り上げは伸びます。

このような消費者心理を理解することで、お客さんに「思わず欲しくなってしまう!」と感じてもらう広告を作ることができます。

『現代広告の心理技術101』のレビューはサクラ!?

『現代広告の心理技術101』の一部のレビューは大げさな表現もありますので、もしかしたら「このレビューって本当かな・・・?」という疑いの気持ちが起こりませんでしたか?

あまりにベタ褒めばかりだと、うさん臭く感じるのは当然のことだと思います。ちなみに、この本を初めて知った時の僕は「なんだか怪しいかも・・・?」と、購入を迷っていました。

ですが、好意的なレビューが実際の感想であることも確かだと思います。

なぜなら、コピーライティングをよく知らなかった頃にこの本を買って読んだ僕自身が、実際に「おおお、この本すごい・・・!」と、ワクワクしながらページをめくったことを鮮明に覚えているからです。

『現代広告の心理技術101』を、思わずベタ褒めしたくなる理由は次のとおりです。

『現代広告の心理技術101』をベタ褒めしたくなる理由

セールスやコピーライティングの初心者にとっては、『現代広告の心理技術101』に書かれている心理テクニックは衝撃を受けると思います。

その衝撃とは、この本の最初の方に記述されている、「生命の8つの躍動」という人間の行動原理の法則からスタートします。

  1. 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
  2. 食べ物、飲み物を味わいたい
  3. 恐怖、痛み、危険を免れたい
  4. 性的に交わりたい
  5. 快適に暮らしたい
  6. 他人に優り、世の中に後れを取りたくない
  7. 愛する人を気遣い、守りたい
  8. 社会的に認められたい

コピーライティングとは、この行動原理の法則に基づいて文章を書いていくだけなんですね。

購入当時、マーケティングに関する心理学をほとんど知らなかった僕にとっては、人間の行動原理は相当な衝撃を受けました。

なぜなら、

  • 「人は◯◯のために生きている」
  • 「人は◯◯のためなら喜んでお金を払う」

なんてことを考えるための知識を持っていなかったからです。

ですので、あなたがマーケティングやコピーライティングの初心者であればあるほど、大きな収穫を得られると思います。

レビュー時に思わず筆が走る?

そして、この本をダイレクト出版から購入すると、後日レビューのお願いをされます。購入者にレビューをお願いすることも、ダイレクト出版の優れたマーケティング手法です。

ちょうど本の前半を読んでいる頃にレビューを書く場合は、初めて味わった衝撃の興奮がそのまま文章に表れることになると思います。ですので、圧倒的な高評価につながりやすくなるんですね。

一部の大げさに感じるレビューは、このせいじゃないかと思います。

本書にある、

  • 消費者心理の17の基本原則
  • 買わせるための41のテクニック
  • お得感を伝える9つの方法
  • 驚異的な広告にする46のチェックリスト

などを読んで、ぜひあなたも衝撃の体験をしてみてください。

コピーライティングだけではなく、交渉ごとを有利に進めることにも活かせる人間心理の原則です。

売れる秘密その4:高額なアフィリエイト報酬

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密その4は、高額なアフィリエイト報酬です。

アフィリエイトとは、仲介手数料のようなものです。自分のWebサイトのリンクを経由して購入されると、紹介料として報酬を得ることができるビジネスモデルです。

端的に言えば、不動産を紹介して仲介手数料をもらう不動産屋さんと同じです。

ダイレクト出版のアフィリエイト報酬は一般書籍と比べて高いので、多くのアフィリエイターはこぞってこの本を紹介したくなります。「この本はすごくいいですよ!(私から買ってください)」と、自身のWebサイトで宣伝をします。

一般的な広告費とは違って、商品が売れなければアフィリエイト報酬は発生しません。ですので、高額なアフィリエイト報酬を付けることでより多くの人に宣伝してもらう戦略は、販売元であるダイレクト出版が仕掛けた優秀なマーケティング手法だと言えます。

ということは、あなたが商品を販売するときにも高額なアフィリエイト報酬を用意すれば、より多くの人が宣伝してくれるということですね。

ベタ褒めばかりだから怪しい?

ただし、あまりにも多くの人がこの本を持ち上げていて、一部では大げさで胡散臭い表現も見受けられます。そのせいで、「この本は詐欺なのか?」という疑惑もあるようです。

確かに、ベタ褒めばかりだと疑ってしまいますよね。ですが先ほども解説したとおり、読んでみれば、すごく濃度の濃い良書だとわかると思います。

次に解説する “売れる秘密” が、販売元であるダイレクト出版の自信を表しています。

売れる秘密その5:返金保証

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密その5は、返金保証があることです。

全額返金を保証することで、お客さんからの信頼を獲得できるメリットがあります。そして商品の購入率も上がります。

ダイレクト出版の返金保証

『現代広告の心理技術101』は、90日以内であれば無条件で返金を保証しています。しかも、本を返品する必要もありません。こんな保証、普通じゃちょっと考えられないですよね。

本の価値とは「情報」です。

その情報を手に入れたうえで気に入らなければ返金してもらえるなんて、よっぽど商品に自信がなければできないですよね。普通の出版社では、こんなセールスは絶対にできないと思います。通販の高いハードルを返金保証で補った、ダイレクト出版の自信と覚悟ですよね。

クレイジーな返金保証ほど効果は絶大

この返金保証があるおかげで、少し高いと感じる商品でも「試してみようかな・・・」という気持ちが生まれやすくなります。

ということは、あなたが商品・サービスを販売する時にも、返金保証が大きな成果を生むということです。ダイレクト出版のようなクレイジーな返金保証ほど効果は絶大です。ただし、扱っている商品がイマイチだったとしたら、もちろん返金は多くなります。

返金保証については、次の項目で理解を深めることができます。

『現代広告の心理技術101』ではココ!

  • 294P・・・購入前の◯◯◯◯を抑えられれば売れます。
  • 296P・・・◯◯◯が薄れる強力な保証が売れます。

もしも『現代広告の心理技術101』の判断を迷っているのだとしたら、試し読み感覚でこの本の価値を確認してみると良いと思います。

90日以内であれば、返金保証が必ずあなたを守ってくれます。

『現代代広告の心理技術101』を試し読みする

現代広告の心理技術101のレビュー

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密を解説してきました。

あなたの広告に使われていない心理テクニックがあったなら、すでにあなたのセールスレベルはアップしているはずですが、実感されましたか?

本書には、さらにもっと深い部分での「人がモノを欲しくなる秘密」が解説されています。手に取ってみて、さらにレベルアップに使ってもらえればと思います。

最後に、僕が実際に読んだ感想についても触れておきます。あなたがこの本を読む時には役に立つと思います。

何度も読まないと理解できない?

現代広告の心理技術101

まずはじめに、『現代広告の心理技術101』は横書きなので、縦書きの本に慣れている人にとっては少し読みづらいと感じるかもしれません。僕は縦書きの本に慣れていたので、はじめはちょっと読みにくかったです。

それから、アメリカ人の著者らしく、特有のジョークを交えた文章なので、読んでいて「うん・・・? 言いたいことは何だ?」と、わかりづらくなる箇所がありました。

この文章の書き方については、好き嫌いが分かれるんじゃないかと思います。

「ストーリー仕立てで面白い!」と感じる人もいれば、「余計な言い回しが多くて辛気くさい」と感じる人もいると思います。例え話に出てくる具体例もアメリカの会社や商品名だったりするので、知らない名前が出てきた場合は直感的な想像がしにくいかもしれません。

また、心理学的な情報量が豊富で多岐にわたるので、コピーライティングの初心者が一度読んだだけでは、絶対に消化しきれないと思います。そのため、最低でも5回は読まないと、この本の本当の価値を受け取れないと思います。

ですので、「1回スラッと読んだだけで全部を吸収したい!」と思っている人は、避けたほうが良い本かもしれません。

売れる文章のカラクリ

ただし、“余計な言い回しが多い” と感じた場合は、実はそれが「売れる文章術」に必要な表現であることに、のちのち気づくと思います。僕はこの事実に気づいたのは、この本を3回目くらいに読み返した時でした。

本書の後半に「売れる文章術」の解説がされていますので、ぜひこのカラクリに気づいてもらえればと思います。最大のヒントは225ページです。

最大のヒントを最初に読めば、1回目から売れる文章の秘密が理解できると思います。

現代広告の心理技術101は直感的で時間短縮できる

『現代広告の心理技術101』は、社会心理学や行動経済学など、マーケティングに関わる心理学の本10〜20冊分くらいのエッセンスを一冊に凝縮したような書籍です。

ですので、一般的な心理学の本を読み漁るよりも、はるかに短い時間でマーケティングに必要な心理学の知識をピンポイントで得ることができます。

さらに、消費者心理を使った「思わず買いたくなってしまう」文章の書き方について、具体的に解説してくれています。「どんな言葉を使えば人は反応するのか」を具体的に書いてある本なんて、他にはないと思います。

つまり、広告に必要な知識を得る時間短縮に役立ち、ダイレクトに売り上げにつながる内容が載っているということです。

広告づくりのエリートになれる

また、広告のビジュアルについての記述がありますので、広告をつくったことがない人にとっては、

  • どんなフォントを使えば売れるのか?
  • どんな色の組み合わせを使えば売れるのか?
  • 紙面のどこに掲載すれば売れるのか?

といった、成果の出る広告の作り方が学べます。

コピーライターとデザイナーの気持ちが両方わかるようになることは、広告作りにおいてすごく重要な要素です。

なぜなら、コピーライターは「文章こそが重要!」と考え、デザイナーは「デザインこそが重要!」と考えがちだからです。

ですので、両方の視点から広告の作り方がわかるようになれば、「自分のビジネスではこんな使い方ができるかも!」と、広告づくりのエリートになった感覚でアイデアが結びつきやすくなると思います。

すでに自分のビジネスを持っているなら、具体的なアイデアが出やすくなると思います。まだ自分のビジネスを持っていなかったとしても、商品を売るコピーとビジュアルのスキルを同時に手に入れることができます。

ほとんどの人が知らない広告の本質がわかる

もしも、あなたが自己流で広告を作っていたり、まだ広告を作ったことがない広告初心者なのであれば、最初に本書の319〜323ページを読んでみてください。

著者ドルー氏と、クライアントのスコット氏の会話形式で進むこの章では、「広告とはどういうものか?」という本質がわかるようになります。

広告制作では多くの人がスコット氏のような誤解をしているのですが、その誤解をドルー氏が正してくれています。

この5ページを読むだけでも十分に元を取ったと感じてしまうほど、広告とは何たるかを教えてくれます。ちなみに、マーケティングの初心者だった頃に読み込んだ僕の本には、この5ページに黄色い蛍光マーカーが引きまくられています。

注意!

本書には、わかりやすい文章の書き方の解説があるのですが、これはおもに英語についての解説です。「単語数は◯語以内が良い」といった具体的な記述はそのままでは使えません。

ただし、内容は理解できますので、日本語に対応させて考えることは可能です。

また個人的には、販売ページのレビューにあったような「これさえあれば、他の書籍は無用です」とまでは思いません。

なぜなら、具体的な心理テクニックはたくさん載っているものの、コピーライティング初心者が知りたい「全体的にどのような流れで書けば良いのか?」という疑問に対する記述は少ないように感じるからです。

ですので、もしもあなたがコピーライティング初心者なのであれば、「これさえあれば」というのはちょっと大袈裟かなと感じます。

とは言え、コピーライティングや消費者心理について学ぶなら、遅かれ早かれ、手元に置いておきたい重要な3冊には入る内容だと思います。今の僕はコピーライティングや心理学についての本を100冊以上は読んでいますが、人の心を動かすために重要だと感じたことが、この本には凝縮されている印象があるからです。

初心者を脱した頃に改めて読んでみると、さらに新しい気づきを与えてくれますので、大事な部分に線を引いたり付箋を貼ったりして使い倒すことをおすすめします。

『現代広告の心理技術101』を買うタイミングは?

『現代広告の心理技術101』の内容を解説してきましたが、今のあなたはこの本の価格を高いと感じるでしょうか?

もしも高いと感じるなら、食事代や映画代と同じ感覚で『現代広告の心理技術101』を比較されたのかもしれません。

もしもそうなら、それは “使って消える” だけの消費に使うお金です。

そういう場合は、買わない選択をすることをお勧めします。せっかく『現代広告の心理技術101』を手に入れても、“一回読んで終わり” になってしまうかもしれないからです。

『現代広告の心理技術101』は自己投資のための本

『現代広告の心理技術101』は、自己投資のための本だと言えます。

なぜなら、この本に投資した金額は、あなた次第で何十倍、何百倍にもなって返ってくる内容が載っているからです。しかも、この先一生使えるスキルです。

あなたがコピーライティングの初心者であれば、最短ルートでのレベルアップに役立ちます。

ある程度の経験者であっても、自分の作った広告が「なぜ売れないのかわからない・・・」という不安がある場合は、消費者心理を理解するために必ず役に立ちます。

一般人の5%も知らない「人間の行動原理を応用するスキル」をあなたのモノにできれば、売れないゴミ広告と売れるお宝広告の違いがわかるようになるはずです。そうすれば、この本に投資した金額は、あっと言う間に回収できると思います。

あなたの商品の売り上げを上げることはもちろん、他人の商品を紹介するアフィリエイトで稼ぐこともできるようになります。さらには、売れない広告を掲載している企業にアプローチして、コンサルティングで稼ぐことも可能です。

企業のコンサルティングをした場合は「先生」と呼ばれることもありますから、ちょっと誇らしい気持ちを味わうこともできますね。

ですので、『現代広告の心理技術101』を買う最適なタイミングは、この本を自己投資のための本だと感じられた時です。あなたの大切なお金と時間を一生分の自己成長のために使うのなら、この本は安く感じる一冊だと思います。

ぜひ何度も読み返して、実践済みの心理テクニックをあなたのモノにしてください。

この本を満足できる人

  • 1%の売れるお宝広告の秘密を知りたい人
  • コピーライティングの初心者
  • 広告制作の初心者
  • 感情を揺さぶる広告をつくって収入アップしたい人
  • 今の販売スキルをもう一段階レベルアップしたい人
  • 人間の行動心理のスペシャリストになりたい人

『現代代広告の心理技術101』を購入する

まとめ

『現代広告の心理技術101』が売れる秘密を暴いてみました。あなたが商品・サービスを販売する時にも使える、心理テクニック・セールス手法だったのではないでしょうか?

さらに「売れる広告に使える消費者心理をもっと知りたい!」と思ったなら、この本の価値を正しく受け取る準備ができた証しだと思います。もしも役に立たなかったと思えば、遠慮なく返金を申し出ればいいだけですからね。

ダイレクト出版で買う2つのメリット

ダイレクト出版で『現代広告の心理技術101』を買うと、返金保証のメリットの他に2つのメリットがあります。

  • 《メリット1》 ビジネスで成功する方法を無料で教えてもらえる
  • 《メリット2》 コピーライティングの教材を無料でもらえる

《メリット1》 ビジネスで成功する方法を無料で教えてもらえる

メリットの一つ目は、数ヶ月の間、ビジネスに役立つ『ザ・レスポンス・マガジン』という月刊冊子をもらえることです。

45ページほどもあるA4サイズのこちらの冊子では、ダイレクト出版から刊行されている本の著者でもある世界的権威のダン・ケネディ氏やリッチ・シェフレン氏によるマーケティング・レッスンを学ぶことができます。

また、ダイレクト出版から学んで成功した起業家や経営者のインタビューも載っていますので、成功の道しるべとして役立てることもできます。

本を一冊買っただけで、ビジネスの成功に役立つ情報を追加でたくさんもらえるんですから、かなりお得だと思います。

《メリット2》 コピーライティングの教材を無料でもらえる

メリットの二つ目は、数ヶ月の間、ダイレクトメールが届くことです。

「いやいや、ダイレクトメールなんてデメリットでしょ・・・」と思われましたか?

確かに、「商品を売りつけられる!」と受け止めれば、ダイレクトメールは迷惑に感じるかもしれません。ですが考えようによっては、ダイレクトメールは無料で届くコピーライティングの教材になります。

ダイレクト出版の優秀なダイレクトメールは、コピーライティングの参考書として使えるんですね。

『現代広告の心理技術101』で解説されている消費者心理の原則が、どのような文章になって心を揺さぶるのかを研究してみてください。

感情が動いた文章を蛍光ペンでなぞれば、あなただけの『感情トリガー文章集』の出来上がりです。あなたが文章を書くときには、その文章を少しアレンジするだけで、簡単に読み手の感情をグラグラ動かす文章ができるはずです。

ただし、魅力的なダイレクトメールに誘われると、ついつい欲しくなってしまいます。あなたが本来望まない買い物までしないように、十分注意してくださいね。

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アフィリエイトの目的があるのなら

もしもあなたの目的が、「アフィリエイトで稼ぐための文章術を習得したい!」という場合は、『Gladius』という教材マニュアルも合わせてチェックしてみてください。

『Gladius』では、アフィリエイトで稼ぎ続けるWebサイトの構築方法をゼロから学ぶことができます。

  • Webサイトの作成手順
  • 取り組むジャンル
  • キーワードの選び方
  • 記事の作り方
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といった、初心者が知識ゼロから始めるために必要な情報がすべて詰め込まれています。コピーライティング以外にも取り組みたいことがある場合はチェックしてみてください。

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最後に

フォード・モーター創業者のヘンリー・フォード氏は、次のような言葉を残しています。

たいていの成功者は、他人が時間を浪費している間に先へ進む。
これは私が長年、この眼で見てきたことである。

限りあるあなたの時間が、浪費ではなく投資に使うための参考になりましたら幸いです。

2017-08-25

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