タイトル術

キャッチコピー・記事タイトルづくりのおすすめ本【8冊】

2020-01-31

キャッチコピーのおすすめ本

コピーライティングの中で、もっとも重要なのがキャッチコピーです。キャッチコピーとは、短く鋭い言葉でズバッと伝える宣伝文句のことです。

広告でキャッチコピーが重要な理由は、キャッチコピーを変えるだけで即売上げアップができるからです。「売上げが5倍になった」「問い合わせが10倍になった」なんていうのは、よくある話です。

Webサイトのランディングページに使われるヘッドコピーやブログ記事のタイトルにしたって、「読みたい!」と思わせる興味性がなければクリックしてもらえることはなく、文章を読んでもらえなければ成約に結びつきません。

そこでこの記事では、キャッチコピーや記事タイトルづくりに役立つおすすめの本を紹介します。即効で効果が出るキャッチコピーを作るために役立ててください。

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キャッチコピー・記事タイトルづくりに役立つおすすめ本【8冊】

ここで紹介するキャッチコピーのおすすめ本は、次の8冊です。

おすすめ本

  1. 届く! 刺さる! ! 売れる! ! ! キャッチコピーの極意
  2. キャッチコピーの教科書
  3. キャッチコピー力の基本
  4. 超分類!キャッチコピーの表現辞典
  5. 伝え方が9割
  6. 売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000
  7. バカ売れキーワード1000
  8. 100倍クリックされるバズる単語300

僕の独断と偏見で『初心者からのレベルアップ度』を星5つで評価していますので、よければ参考にしてみてください。どの本を読んでも確実にレベルアップできますが、「初心者ならこの一冊を読めば十分!」と感じた順番に紹介していきます。

“文章で商品を売る” ことを初めて学ぶ場合は、レベルアップ度の高い本ほどおすすめです。逆に、ある程度キャッチコピーを学んだ場合は、レベルアップ度が低くてもおすすめです。

キャッチコピーの本は「もくじ」を読むだけでも勉強になる

最初の5冊は、キャッチコピーのノウハウが書かれた部分のもくじを紹介します。もくじを読んでみて「詳しく知りたい!」とたくさん感じた本を手にとってみてください。

きっとその本が、今のあなたにもっとも役立つ本です。

キャッチコピーを学んだことがある場合は、「もくじ」を見れば内容が想像できると思いますので、復習がわりに目を通してみてください。もしも、内容が想像できない「もくじ」が多ければ、学べる部分が多い本ということになります。

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予備知識:キャッチコピーの4つの役割

キャッチコピーを勉強するにあたっては、キャッチコピーには大きく分けると4つの役割があることを知っておくと、目的に合わせた勉強がしやすくなります。

キャッチコピー4つの役割

  1. 印象度アップ:企業の顔などに使われる、イメージアップ(ブランディング)が目的
  2. 理解度アップ:商品や企業などのウリをわかりやすくする目的
  3. 興味度アップ:セールスレターやブログ記事などのタイトルで使われる、続きを読んでもらう目的
  4. 欲求度アップ:広告や店内POPで使われる、即売上げアップが目的

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1. 届く! 刺さる! ! 売れる! ! ! キャッチコピーの極意

届く!刺さる!売れる!!!キャッチコピーの極意

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「売上げを上げたいけど、キャッチコピーはもちろん、今までマーケティグに携わったことがない・・・」という人が、知識ゼロの状態から売上げアップのキャッチコピーを学ぶのにピッタリな一冊です。

というのも本書の前半では、マーケティングで必要になるお客さんの “買う理由” を引き出す「3つの要素」の導き方を丁寧に教えてくれているからです。

3つの要素とは、キャッチコピーの要素でもあります。つまり、キャッチコピーを考える作業はマーケティングの一環なんですね。

キャッチコピーの3つの要素

  • 誰に
  • 何を
  • どう言うか

例題として、「ありがちなキャッチコピー」と「修正したキャッチコピー」を並べて解説してくれていますので、どのようにキャッチコピーを作れば良いのかがすごく分かりやすいです。

また、キャッチコピーでは興味を引くための “力強い言葉” が大切です。

例えば、次の2つのキャッチコピーを見比べてみてください。

力強い言葉の比較

  • お金に困らない方法
  • 借金で人生詰まない9つの脱出マニュアル

この場合、「お金」よりも「借金」、「困らない」より「人生詰まない」という言葉の方が感情に訴える力が強いですし、「方法」よりも「9つの脱出マニュアル」の方が目を引くことがわかると思います。

これが “力強い言葉” です。

この “力強い言葉” やキャッチコピーの解説では、実際のキャッチコピーが使われています。ですので、コピーライティング初心者でもイメージしやすく、間違いなくコピーの力をつけることができます。

本書では、おもに次の3つを学ぶことができます。

  • 力強い言葉
  • パターン化された31のキャッチコピーテクニック
  • やってはいけないNGコピー

さらに本書の最後の方には、

  • セールスレターの書き方
  • Webサイトで使うコピーライティングの書き方

まで指南されています。

マーケティングの力も同時にレベルアップできる満足の一冊ですので、まったくの初心者であれば、こちらの本から読み始めることをおすすめします。

読むだけで勉強になる「キャッチコピーのノウハウ」部分のもくじ紹介

第3章 ウケるキャッチコピーには強い言葉がある

  • 強い言葉① 具体的な数字
  • 強い言葉② オノマトペ
  • 強い言葉③ 感謝に触れる言葉
  • 強い言葉④ 初耳の言葉
  • 強い言葉⑤ お悩み・課題ワード
  • 強い言葉⑥ ギャップのある言葉
  • 強い言葉⑦ 方言
  • 強い言葉⑧ 新語・流行語
  • 強い言葉⑨ 決まり文句

第4章 当てはめるだけでどんどん書ける「31の表現パターン」

  1. 質問する
  2. 名指しする
  3. 実績を語る
  4. 手軽さをアピールする
  5. 非常識で目立つ
  6. 限定する
  7. 擬人化する
  8. 希少性を訴える
  9. お客様の声を代弁する
  10. ダジャレにする
  11. ドラマ調で行く
  12. 何かに例える
  13. 行動の矛盾をつく
  14. 危機感をあおる
  15. 必要性に気づかせる
  16. 意外な事実を言う
  17. 時流に乗る
  18. リズム感を出す
  19. 対比させる
  20. ソンしたくないと思わせる
  21. オファーを提示する
  22. お墨付きをもらう
  23. ズバリ断定する
  24. 小出しにする
  25. 弱点を明かす
  26. 天国か地獄を見せる
  27. 役立つ情報を言う
  28. 選び方を提示する
  29. 記号を使う
  30. 提案する
  31. 最も役立つシーンを言う

第5章 やってはいけないNGコピー

  1. 強い言葉不在型
  2. 抽象型
  3. 大企業病型
  4. 評論型
  5. 横並び型
  6. 専門型
  7. 遠い親戚型
  8. 新しい習慣型

2. キャッチコピーの教科書

キャッチコピーの教科書

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「売上げアップはもちろん、理解度アップのためのアピール方法をわかりやすく学びたい!」というコピーライティング初心者が、まさに “キャッチコピーの教科書” として読み込める一冊です。

先ほど紹介した本の「もくじ」からもわかるとおり、売れるキャッチコピーには型(パターン)が存在します。

こちらの本では、POPやチラシに使えるキャッチコピー、メールやプレゼンのタイトル、商品のネーミングに至るまで、オールマイティなキャッチコピーのアイデアを生み出す型(パターン)が65のテクニックとして学ぶことができます。

本書の前半では

  • ターゲットを絞り込む方法
  • 商品分析の方法
  • コンセプトを作る方程式

など、順を追って、商品を売るためのキャッチコピーが基本から学べますので、初心者でも安心して売れるコピーを作れます。

また、すべてのページは、見開き1ページで1つのトピックが解説されています。イラスト入りでまとめられていますので、パラパラと読むだけでもポイントが頭に入りやすい構成になっています。

ですので、「心に刺さるコピーのポイントを簡単にマスターしたい!」という人にはピッタリな一冊です。

読むだけで勉強になる「キャッチコピーのノウハウ」部分のもくじ紹介

PART1 まずは知っておきたい「キャッチコピーの基本」

  1. 売れるコピーは、「ターゲット」が明確
  2. 「読んでもらえる」キャッチコピーを作る
  3. 「商品」を知り尽くすことが、最初のステップ
  4. 1人に刺さる言葉が、100万人を動かす
  5. ターゲットを絞り込む「3つの方法」
  6. お客様の「悩み」と「欲望」に応える
  7. 「悩みレベル」に合わせてコピーを書く
  8. 「お客様に合う商品」だと伝える
  9. 言いたいことは「1つ」に絞る
  10. 「同じジャンル」だけがライバルではない
  11. お客様が「イメージ」しやすい言葉を使う
  12. 「認知度の違い」で、響く言葉は変わる
  13. 「男性」と「女性」で、刺さる言葉は違う
  14. キャッチコピーですべて言わなくても良い

PART2 思わず買いたくなる!「購買意欲を高めるコピー」

  1. 「ビフォーアフター」で購入後を想像させる
  2. 「なぜ必要か?」を伝える
  3. 「ベネフィット」を提供する
  4. 「私のことだ」と思ってもらう
  5. 「数字」で信頼度を上げる
  6. 「お客様の言葉」で宣言する
  7. 「今のままだと、もったいない」と伝える
  8. お客様も気づいていない「メリット」を伝える
  9. 「意味や理由」をつけて、価値を高める
  10. 「ハードル」を下げる
  11. 「言い訳」を作ってあげる
  12. 商品・サービスができるまでの「背景」を語る
  13. 商品に隠された「ミッション」を伝える
  14. 「ドキッとする」質問を投げかける

PART3 お客様の背中を押す「欲望を刺激するコピー」

  1. 「価値」を「見える化」する
  2. 「世間の通説」と逆のことを言う
  3. 「選ぶ基準」を作ってあげる
  4. 「今」買わないと、ソンだと思わせる
  5. 「想定外」の使い方を提示する
  6. あえて「欠点をアピール」する
  7. 「連想ゲーム」でお客様の目を引く
  8. 「欲望」を満たしてあげる
  9. 「プライド」をくすぐる
  10. 「オトク感」を演出する
  11. 「売れている」ことをアピールする
  12. 「自分にもできそう」と思ってもらう

PART4 クチコミでファンが増える!「コピーの見せ方」

  1. 「つぶやき」をそのままコピーにする
  2. 語尾をそろえて「韻を踏む」
  3. 句読点で区切り、文字数をそろえる
  4. 「有名なフレーズ」の力を借りる
  5. 「同音異義語」で意味を重ねる
  6. 「オリジナル」の言葉を作る
  7. 「たとえ」でイメージさせる
  8. 言葉を「3つ」並べてたたみかける
  9. 「対句」でリズミカルに際立たせる
  10. 「否定形」で印象アップ!
  11. 「倒置法」でキーワードを強調する
  12. 商品・サービスを「擬人化」する
  13. 言葉を「極端」にする

3. キャッチコピー力の基本

キャッチコピー力の基本

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「興味を惹きつけるキャッチコピーの秘密をたくさん知りたい!」という人に向いている一冊です。

本書では、短い言葉で相手の気持ちを捉えるためのパターンを、77のテクニックとして網羅的に学ぶことができます。売上げに直結するキャッチコピーというよりも、おもに注意を引くこと・続きを読みたいと思わせるキャッチコピーにスポットを当てた内容です。

  • ブログタイトル
  • 記事タイトル
  • 記事の見出し
  • メルマガのタイトル
  • プレゼン資料のタイトル
  • 商品のネーミング
  • 印象に残る言葉(名言として残るようなフレーズ)
  • キャッチフレーズ
  • 名刺の肩書き

などなど、「興味度アップ・理解度アップ・印象度アップ」の力をつけることができます。

このコピーの力は、人と人・モノが出会う際に、必ず必要になるスキルとも言えます。ですので、「興味を引くワードセンスを磨きたい!」という目的であれば、一読の価値が高い一冊です。

各トピックの冒頭では、簡単ながら「なぜこのテクニックが効果的なのか」の心理的な説明がされています。ですので、心理学を学ぶイメージで面白く読み進めることができます。

また、「平凡なキャッチコピー」と「改善案のキャッチコピー」を使って解説されていますので、辞書のようにペラペラとめくるだけでも、言葉の違いで印象が変わることを見た目で理解できると思います。

ちなみに、各章の終わりにはコピーライティングにまつわるコラムが載っているのですが、これがなかなか面白いです。ちょっとした雑学も学べますので、気楽な気持ちで読み進めてみてください。

読むだけで勉強になる「キャッチコピーのノウハウ」部分のもくじ紹介

第1章 「キャッチコピー力の基本」の基本3カ条

  1. 自分に関係があると思ってもらう
  2. 強い言葉を使う
  3. 相手の心に「何で?」をつくり出す

第2章 「言い切り力」をつける

  1. 短く言い切る
  2. みんなが言いたかったことをズバッと言う
  3. 気持ちを込める
  4. スピード感を出す
  5. 具体的な数字を入れる
  6. かかる時間を示す
  7. 得になること、効果を入れる
  8. 列挙する
  9. 予言してしまう
  10. 自慢して言い切る
  11. 脅して言い切る
  12. 命令して言い切る
  13. 本音で言い切る
  14. 開き直って言い切る

第3章 「読み手に考えさせる」

  1. 問いかけてみる
  2. 大きく提案する
  3. 好奇心をくすぐる
  4. つぶやいてみる
  5. 共感を得られるようにする
  6. あえて長くすることで意味を強調する
  7. ターゲットを絞る
  8. ハードルや敷居を下げる
  9. 正直に伝える
  10. 親身に語りかける
  11. クイズ形式にして問題を出す
  12. 「このままでは未来が暗い」「変わらなきゃ!」と思わせる
  13. ランキングを利用する
  14. 希少性を強調する
  15. 本気でお願いしてみる

第4章 「語呂のよさ」を考える

  1. 言葉のリズムを重視する
  2. 五七調、七五調にする
  3. 駄洒落にする
  4. 韻を踏む
  5. 対句にする
  6. 同じ言葉を並べる
  7. 同語反復して意味を強くする
  8. 対義語を組み合わせる
  9. 反語を使う
  10. 反復して命令する
  11. 逆説を提示する
  12. 誇張してエンタテインメントにする
  13. 方言を使ってニュアンスを変える

第5章 「比喩力」を磨く

  1. 直喩(明喩)でたとえる
  2. 隠喩(メタファー)でたとえる
  3. 擬人化する
  4. 擬物法を使う
  5. 「アイ・ラブ・ユー」を別の言葉で言い換える
  6. 五感を使った言葉で表現する

第6章 「名言」を貯金する

  1. 名言を利用する
  2. ことわざ・格言・慣用句を利用する
  3. マンガ・アニメの名言を利用する
  4. 普通の人の名言に耳をそばだてる
  5. 映画・小説・曲のタイトルをもじる

第7章 「組み合わせ」で化学変化を起こす

  1. 異質な言葉を掛け合わせる
  2. マジックワードを使う
  3. ふだん使わないような言葉をわざと使う
  4. 専門用語と定番の言葉を組み合わせる
  5. 合わない名詞と動詞を組み合わせる
  6. 共通するものをまとめ直す
  7. 情報を体系化する
  8. 物に「人」をプラスする
  9. 物に「今」をプラスする
  10. とにかくひとつのキーワードで押し切る
  11. 権威・有名人・専門家の力を借りる
  12. 利用者に語ってもらう
  13. 意表をついてドキッとさせる

第8章 「造語力」を身につける

  1. 短縮してみる
  2. 組み合わせで造語をつくる
  3. 語呂合わせで造語をつくる
  4. 頭文字をつなげて興味を持たせる
  5. 造語から造語をつくり二匹目のどじょうを狙う

第9章 「ストーリー」を換起させる

  1. ストーリーにして引きつける
  2. 黄金律で心を動かす
  3. ストーリーの続きを読みたい、と思わせる

4. 超分類!キャッチコピーの表現辞典

超分類!キャッチコピーの表現辞典

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「文才やセンスはないけど、オシャレなキャッチコピーを考えたい!」という、印象度アップのためのキャッチコピーを学びたい人に向いている一冊です。

売上げアップが目的ではなく、ブランディングに使うイメージコピーのセンスを磨きたい人に向いています。

本書では、実際に使われたキャッチコピーたちが、ポスターなどの写真を掲載しながら50パターンに分類して紹介されている本です。ですので、キャッチコピーの「スワイプファイル」としても使える側面があります。

「スワイプファイル」とは、売れるセールスレターを集めたファイルのことです。売れるコピーのフォーマットは世界中で使い回されて、多くのコピーライターは売れるコピーを集めています。

なぜなら、セールスライティングの世界では、「才能は必要ない」と言われているからです。ゼロからアイデアを生むよりも、すでに売れているコピーをマネした方が売れやすいんですね。

マネするというのは、フォーマットを拝借するという意味です。

例えば、『今日を愛するLION』というキャッチコピーは

フォーマットの例え

  • ◯◯を愛する△△
  • 今日を××する△△
  • ◯◯を××する△△

といった感じで、フォーマットを拝借することができます。

ですので、本書で紹介されているキャッチコピーをもじれば、すぐに印象に残るコピーが出来上がるというわけです。

心に響くオシャレな言葉を研究する際には、とても参考になる一冊です。

読むだけで勉強になる「キャッチコピーのノウハウ」部分のもくじ紹介

1章 気づきやギャップ

  1. ポジティブ変換型
  2. 反対からの視点型
  3. 大きな話をする型
  4. ある→ない型
  5. A=B型
  6. more型
  7. 驚きの事実型
  8. 言葉について語る型
  9. 一見、常識と反対型
  10. これ、なんだ?型
  11. 真逆・落差型

2章 お客様の気持ち

  1. うれしい気持ち型
  2. 悲しい気持ち型(ユーモア)
  3. 悲しい気持ち(本音)

3章 企業からのメッセージ

  1. 店長・社員の声型
  2. 企業の決意・信念型
  3. 老舗の信頼型
  4. 肯定する・背中を押す型
  5. 正直型
  6. ぶっちゃけ型

4章 数字・事実の力

  1. 数字・データ型
  2. ナンバーワン型
  3. すごいメリット型
  4. 意外なメリット型

5章 「ニヤリ」とさせる

  1. ユーモア型(基本)
  2. ユーモア型(固有名詞)
  3. ユーモア型(定型文)
  4. 大げさ型
  5. コピー×写真型

6章 例え話

  1. 人に例える型
  2. モノに例える型
  3. 状況を例える型

7章 みんなが好きなこと

  1. 有名人の話型
  2. 偉人の話型
  3. 人のぬくもり型
  4. 競合比較型
  5. シズル型

8章 人生あれこれ

  1. 人生の教訓型
  2. 素朴な疑問型
  3. 恋・愛型
  4. 時間の経過型

9章 目を引く言い方

  1. 倒置型
  2. 五七五型
  3. 問題提起型
  4. 呼びかけ・提案型
  5. 耳が痛い型
  6. 危険の告知型
  7. ターゲット限定型
  8. 季節型
  9. クイズ型

5. 伝え方が9割

伝え方が9割

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「簡単に興味を引くテクニックを身につけたい!」というコピーライティング初心者が、サラッと読んでしっかりとポイントをつかむことに向いている一冊です。

キャッチコピーに特化した本ではありませんが、キャッチコピーを考える際の取り組み方を学ぶことができるのでおすすめします。

本書では「行動を促す・記憶に残す」という、キャッチコピーの2つの原点となる問いを学ぶことができます。

キャッチコピーの2つの原点

  • 人にお願いごとをする時には、どんな言い方をすれば良いのか?
  • どんな言い方をすれば、印象的なコトバに変わるのか?

この2つの問いについて、

  • 7つの切り口
  • 5つのノウハウ

でわかりやすく回答してくれています。

コピーライティングを学んだことがある人には、少し物足りない内容に感じるかもしれません。ですが、文章でアピールする方法を知らない人にとっては、ポイントがシンプルにまとめられていて、印象度アップ・理解度アップの学びが多い内容です。

例えば、『今日は良い天気』を、印象に残る強いコトバに変えるにはどんな方法が考えられますか? この本を読めば、平凡な言葉をキャッチコピーに変えられるようになります。

売れるコピーを作るためには「この一冊だけで十分!」とまでは感じませんが、初心者が手軽に読み始める一冊としては十分におすすめできます。

なにより、コミュニケーション能力をアップさせることに役立ちます。

読むだけで勉強になる「キャッチコピーのノウハウ」部分のもくじ紹介

「イエス」に変える「7つの切り口」

  1. 相手の好きなこと
  2. 嫌いなこと回避
  3. 選択の自由
  4. 認められたい欲
  5. あなた限定
  6. チームワーク化
  7. 感謝

「強いコトバ」をつくる5つの技術

  1. サプライズ法
  2. ギャップ法
  3. 赤裸々法
  4. リピート法
  5. クライマックス法

6. 売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000

売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「売れるキャッチコピーに使える強いコトバをたくさん知りたい!」というコピーライティング未経験者・経験者、両方ともに向いている超強力な一冊です。

先ほどからお伝えしているとおり、キャッチコピーには目を引く強いコトバが大切です。

本書は、“日本一のマーケター” と呼ばれる神田昌典さんによる著書で、神田さんが考案されたコピーライティングの法則「PASONA」のキーワードに合わせた、目を引く強いコトバを集めたキーワード集になります。

PASONAの法則

  • :問題提起する
  • :読み手に寄り添い共感する
  • :解決策を提示する
  • :提案する
  • :相手を選ぶ
  • :行動を促す

この「PASONA」のキーワードに合わせたカテゴリーから、目を引く強いコトバを667語、例文を2000フレーズ探すことができます。

場面に合わせた言葉を見つけることができますので、使い勝手は最高クラスです。

「初心者にとって、キーワード集はややハードルが高いかな?」と思って星を3つにしましたが、「PASONAの法則」を知っている人であれば星5つに感じる会心の内容です。

たとえあなたが「PASONAの法則」を知らなくても力強いキャッチコピーを作ることができますし、知っていればセールスコピーの文章で読み手の感情を揺さぶることに使える、万能の一冊です。

ということで、間違いなくおすすめです。

もしもあなたが「PASONAの法則」を知らないのであれば、神田さんの著書である『稼ぐ言葉の法則』とあわせて読んでみてください。「PASONAの法則」の理解が深まり、マーケティングとコピーライティングの力を相乗的につけることができます。

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オーディブルの案内

7. バカ売れキーワード1000

バカ売れキーワード1000

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「売れるキャッチコピーに使える強いコトバをたくさん知りたい!」というコピーライティング経験者に向いている一冊です。

本書は、目を引く強いコトバを1000語集めたキーワード集になります。辞書のように使うために設けられた9つのカテゴリーから、売れるキーワードを探すことができます。

バカ売れキーワードカテゴリー

  1. 特徴
  2. 気づき
  3. 強調
  4. 人気
  5. 感情
  6. リアル感
  7. お得感
  8. 標的(ターゲット)
  9. 誘導

売れるセールスレターを集めたファイルを「スワイプファイル」と呼びますが、こちらは興味を引く言葉を集めた「スワイプキーワード集」といった感じです。

効果的な使い方や、例文、対義語まで載っていますので、時間がある時にペラペラとめくるだけでも、強いコトバを扱う力がメキメキとついてきます。

「スワイプキーワード集」として、手元に置いておくことをおすすめします。

8. 100倍クリックされるバズる単語300

100倍クリックされる 超Webライティング バズる単語300

初心者からのレベルアップ度

こちらの本は、「Webライティングで使える強いコトバを知りたい!」というコピーライティング経験者が、売上げアップ・興味度アップのコピーを考える際にペラペラと見ることに向いている一冊です。

先ほど紹介した本はチラシやPOPに使いやすいキーワード集でしたが、本書はおもにWebサイトでのセールスレターのヘッドコピーやブログ記事タイトルに使いやすい単語を300語集めた単語集です。

目を引く単語が10のカテゴリーに分けられていて、クリックされやすい強いコトバを探せます。

バズる単語カテゴリー

  1. 簡単・手軽
  2. 早わかり
  3. 知識
  4. お得・特別
  5. 数字・時代
  6. リアリティ
  7. ライフスタイル
  8. ネガティブ
  9. 定番
  10. トレンド

キャッチコピーのノウハウが書かれた本ではありませんので、キャッチコピーを作ったことがない人が本書だけを読んでレベルアップすることは難しいです。

ですが、経験者であれば必ず役に立つ、ワードセンスを磨ける「スワイプ単語集」です。

▼売る商品より大事なもの▼ウェブセールスライティング習得ハンドブックcp-b

まとめ

以上、キャッチコピーのおすすめ本を紹介しました。

売れるキャッチコピーのスキルアップを目指すには、個人的には『届く!刺さる!!売れる!!! キャッチコピーの極意』をおすすめします。

スワイプ集として手元に持っておくなら、『売れるコピーライティング単語帖』『バカ売れキーワード1000』の2冊がおすすめです。

心に響くキャッチコピーのスキルアップには、『キャッチコピー力の基本』がおすすめです。イメージアップのスワイプ集として手元に持っておくなら、『超分類!キャッチコピーの表現辞典』がおすすめです。

用途に合わせてチェックしてみてください。

セールスレターの場合は、キャッチコピーで注意を引いた次は商品販売のための文章が必要です。セールスのための文章を本から学びたい場合は、次の記事を参考にしてみてください。
⇒「セールスコピーライティング初心者におすすめの本【必読3冊+5冊】

追伸

さらに「人を動かす文章術を身につけたい!」と思った場合は、当サイト(Web活用術。)のまとめ記事を参考にしてみてください。

セールスライティング講座
コピーライティング講座|マーケティングブログのまとめ

あなたのWebサイト(ブログ)から商品・サービスの販売数を伸ばすためには、こちらの『コピーライティング講座』から、当サイト(Web活用術。)のブログ記事を順番に読み進めてみてください。 商品・サービス ...

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  • この記事を書いた人

高木浩一

心理学と脳科学が好きなマーケティング・Web集客の専門家/解脱しかけのゲダツニスト/ 大企業のマジメな広告デザインから男性を欲情させるアダルティな広告デザインまで、幅広い分野を経験した元グラフィックデザイナー。心理面をカバーしたマーケティングとデザインの両方の視点をもつ。個人が個人として活躍する時代に向けて「使えるマーケティング」をモットーに情報発信中。

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