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正しい目標設定のコツ|SMARTの法則でコンサルタントいらず!

投稿日:2018-07-30 更新日:

SMARTの法則|正しい目標設定の仕方

目標達成の可能性を高めてくれる正しい目標設定の仕方に「SMART(スマート)の法則」というフレームワークがあります。

経営コンサルタントなどが、クライアントの目標を達成させるために使うフレームワークです。

もしも、あなたが「目標を立てるのが苦手なんだよなぁ・・・」という悩みを持ってるとしたら、SMARTの法則に沿って正しい目標設定をしてみてください。

それだけで目標達成ができるかもしれません。

思い返してみれば、僕たちは義務教育で正しい目標設定を教わることはありませんでした。ですので、正しい目標設定ができないのは当然のことかもしれないんですね。

SMARTの法則に基づいて目標を正しく設定すれば、あなたが立てた目標は達成しやすくなります。受験勉強や仕事に使うこともできますし、ダイエットや禁煙などに使うこともできます。

コンサルタントが使う目標設定法をマスターして、人生のステージを上げることに役立ててください。

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目標設定法のSMARTの法則とは

SMARTの法則とは、目標達成しやすい5つの成功要因の頭文字をとって作られた、目標を達成するための正しい目標設定法です。

次の5つは、「SMARTの法則」が提唱された当初の「SMART」です。

  • Specific:具体的な目標であること
  • Measurable:目標達成が測定可能であること
  • Assignable:誰が作業を行うのかを指定すること
  • Realistic:現実的な目標であること
  • Time-related:目標達成に期限を設けること

SMARTの法則の提唱者

SMARTの法則は、ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)氏によって提唱されました。1981年に発表された論文『There’s a S.M.A.R.T. way to write management’s goals and objectives(経営陣の目的と目標を書くためのスマートな方法がある)』で広まりました。

ドラン氏の定義では「SMART」の5つの要素は全て揃っている必要はないとしていましたが、時代が進むにつれて定義の認識に誤りが生まれたり、「ドラン氏の定義は古い・時代遅れ・足りない要素がある」といった見解から、いろいろな人が意味合いや解釈に修正を加えています。

そのため、現在では多くの「SMART」の定義が存在しています。

提唱された時は経営者のための目標設定でしたが、現在では個人でも使える目標設定に変化しています。また、5つの要素は全てが必要だという認識として広まっています。

ここではドラン氏の定義を確認しながら、現在広まっている「SMARTの法則」について解説していきます。

例えとして、ブログ集客の目標設定の仕方について考えてみます。

Specific(具体的)

SMARTの法則「Specific」

「Specific」には、「具体的な・明確な」といった意味があります。

目標設定は、具体的であることが必要だということです。

目標は具体的で明確でなければ、社員やチームには意図がうまく伝わりません。また、個人目標であったとしても、抽象的な目標の場合は達成が困難になります。

例えば、「夏休みの宿題をがんばる!」という意識改革をメインにした目標では、どのような行動が目標達成になるのかがわからないですよよね。「がんばる」ではなく「全てやり終える」という、行動に即した明確な目標にする必要があります。

ですので、ブログ集客を始める際に「集客数をできるだけ多く増やす!」というような目標を掲げたとしたら、内容が曖昧なので目標の達成がしにくくなってしまうんですね。

目標を具体的にするなら、「問い合わせ数を月間100件突破する」というように数値化をします。現在の問い合わせ数が月間10件だとしたら、目標とのギャップ差もわかりますよね。

Measurable(測定可能)

SMARTの法則「Measurable」

「Measurable」には、「測定可能な」という意味があります。

目標設定は、測定できることが必要だということです。

目標が測定できなければ、あとどれくらいで達成できるのか、いつ達成できたのかを理解することができません。

例えば、「夏休みに勉強して頭を良くする!」という目標では、達成したかどうかを判断することができないですよね。測定可能にするためには「2学期の最初の算数のテストで90点以上取る!」というように数値化することが大切です。

ですので、店舗型ビジネスがブログ集客で「ブログからの来客数を月間100人突破する!」というような具体的な目標を立てた場合、その数値を測れるようにすることが大切です。

目標を測定可能にするなら、電話予約を受け付ける際に「どちらの媒体をご覧になりましたか?」と確認するような対策をしておきます。

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Assignable(割り当て設定)

SMARTの法則「Assignable」

「Assignable」には、「割り当て可能な」という意味があります。

目標設定は、誰が何をするのかを明確にすることが必要だということです。

誰が何をするのかが不明瞭であれば、会社やチームで目標を掲げた際に目標を達成することが難しくなってしまいます。

個人目標の場合は「誰が」は必要ありませんので、行動内容を明確にすることが大切ですね。

例えば、「夏休み中に宿題を終わらせる!」という目標設定だけでは、どのように行動すれば良いのかがわからないですよね。算数ドリルを終わらせるのであれば、毎日どれくらいの問題を進めば良いのかを理解する必要があります。

ですので、ブログ集客で「問い合わせ数を月間100件突破する!」という目標を立てたなら、目標を達成するために、どんな行動をすれば良いのかを明確にすることが大切です。

PV数を上げるためにブログ記事を月間20記事投稿するとか、問い合わせページの訪問数を月間1000PVにするためにCTAのデザインをテストするというような行動です。

現在のSMARTの法則の「A」

現在の「SMARTの法則」では、いろいろな「A」が存在しています。

  • Achievable:達成可能な目標か
  • Attainable:達成できる目標か
  • Action-oriented:行動を促すことができるか
  • Accountable:責任をもてるか
  • Agreed upon:同意された目標か
  • Attractive:魅力的な目標か

次に紹介する「Realistic(現実的)」と似たような意味合いが多いようです。それは、現在のSMARTの法則の「R」の意味合いに変化が生まれているからです。

Realistic(現実的)

SMARTの法則「Realistic」

「Realistic」には、「現実的な」という意味があります。

目標設定は、現実的な目標であることが大切だということです。

現実離れした大きな目標を設定した場合は、目標を達成することが難しくなり、モチベーションを保てなくなります。

例えば、「夏休みに猛勉強してノーベル賞を取る!」という目標を立てたとしても無茶がありますよね。

ですので、ゼロからブログ集客を始めたばかりなのに「年間1億円を売上げる!」という目標を設定した場合は、現実味がなくて達成しにくくなるんですね。

大きな目標は悪いことではありませんので、まずは「月間10万円」というような現実的な目標にします。そして、次に月間50万円、100万円と、ステップ形式にしていくと達成しやすくなります。

現在のSMARTの法則の「R」

現在の「SMARTの法則」では、次のような「R」が存在しています。

  • Reasonable:合理的な目標か
  • Relation:上位目標との関係性はあるか
  • Relevant:上位目標との関連性はあるか
  • Result-oriented:結果を重視した目標か
  • Result-based:目的に基づいた目標か
  • Rewarding:やりがいのある目標か

目標設定には「やりがい」が必要

ここで注目したいのは「Rewarding(やりがい)」です。

「SMART」に「Rewarding(やりがい)」という定義が加わったのは、コーチングの概念が入ったことが考えられます。

どんなに立派な目標を立てたとしても、そこにやりがいがなければ目標は達成しにくいということです。目標設定は、自分の価値観と合っていることが大切なんですね。

先ほどの「A」にあった「Agreed upon(同意済み)」「Attractive(魅力的)」にも通じますが、自分で納得して、自分がやりたいと感じなければ、行動することが難しくなります。

例えば、「ブログなんて書きたくない、でも収入アップのためにブログ集客をする」という理由では、なかなか行動できなくなってしまうんですね。

目的に沿った目標設定が重要

また、目標は目的のために存在します。

掲げた目標が目的に沿っているのかを考える必要があるということです。

例えば、店舗型ビジネスの経営者が来客数に悩んでいて「ブログ集客で月間来客数100名突破!」という目標を立てたとします。

経営者の目的が利益を上げることだとしたら、ブログ集客で来客数を増やすよりも、地域にチラシを配った方が利益が上がるかもしれません。また、来客数が増えてもリピート客がつかなかったとしたら、チラシやブログ集客で目標を達成したとしても、根本的な問題を解決できないことになります。

ですので、目標設定は目的に沿っているかを確認することが大切なんですね。

Time-related(期限設定)

SMARTの法則「Time-related」

「Time-related」とは、「時間に関連した」という意味があります。

目標設定は、期限を設けることが必要だということです。

期限を設けなければ、目標達成へのモチベーションは持続できません。人は期限がなければ、行動しようとは思わないからですね。

例えば、「夏休みの宿題はいつ提出しても大丈夫」だったとしたら、冬休みになっても提出しないかもしれません。夏休みの宿題は「夏休み明け」が期限だからこそ、がんばってこなそうとするんですね。

ですので、ブログ集客でも「いつかは月間100万円突破!」というような期限のない目標は達成しにくくなります。

現実味を考慮するなら、「6ヶ月後に月間100万円突破!」というように期限を設けます。

現在のSMARTの法則の「T」

現在の「SMARTの法則」では、いくつかの「T」が存在していますが、ほとんどが「期限」に関するものです。

  • Time-bound:期限が設定された目標か
  • Time-line:スケジュールが設定されているか
  • Timely:目標達成の期限は適切か
  • Trackable:目標達成に向けての追跡が可能か

目標に期限を設けることは大切ですが、目標設定が現実的かどうかは期限が適切かどうかでも変わります。ですので、期限が適切であることも大切ですね。

目標設定で重要なポイント

夕暮れ時の山

個人レベルで使う「SMARTの法則」で重要なポイントをまとめると、次の5つです。

  • 目標は具体的であること
  • 目標達成は測定できること
  • 達成のために何をすれば良いのかがわかること
  • 自分の目的や価値観に合った目標であること
  • 目標に対して適切な期限を設けること

この5つを考慮して目標を設定すれば、達成しやすくなります。

例えば、ブログ集客を始める際に「半年後に月間売上100万円達成!」という目標を立てるとしたら、

  • 何をどれくらい販売して売上100万円になるのか?
  • 月間100万円に到達するためのコンバージョン数、それに伴うPV数はどれくらい必要か?
  • PV数を獲得するためのブログ記事数はどれくらい必要か?
  • 月間何記事ほどブログ記事を書けば到達するのか?
  • 一ヶ月間でできること、一週間でできること、一日の作業は何をするのか?

を考えるようにします。

計画を進める際に重要なマインドセット

計画を進める際に覚えておきたいマインドセットに「計画50%、発見50%」という言葉があります。これは、計画どおりに進むことが50%で、残りの50%は計画どおりには進まず、発見によって進むことを表しています。

計画とは、自分が立てた仮定に過ぎません。

例えば、作業をする予定なのに体調を崩してしまった場合や、30分でできると思っていたことが実際は2時間もかかってしまった場合などは、計画から外れることになります。

さらに、初めてのジャンルにチャレンジする場合は、するべきことがわからなかったり、目標とする数値が現実的なものかどうかさえわからない場合がありますよね。

ですので、実行しながら修正していくことが大切なんですね。

たとえ計画どおりに進まなかったとしても、発見50%に目を向けて修正すれば、モチベーションを失うことなく目標を達成しやすくなります。

まとめ

SMARTの法則とは、目標を達成するための目標設定法です。

現在ではいろいろな「SMART」が存在していますが、重要なポイントをまとめると次の5つに要約できます。

  • 目標は具体的であること
  • 目標達成は測定できること
  • 達成のために何をすれば良いのかがわかること
  • 自分の目的や価値観に合った目標であること
  • 目標に対して適切な期限を設けること

目標を正しく設定して、実行、修正を繰り返しながら達成に向けて励んでみてください。

参考文献:
A BRIEF HISTORY OF SMART GOALS
SMART criteria

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高木浩一

心理学と脳科学が好きなWeb集客の専門家。 大企業のマジメな広告デザインから男性を欲情させるアダルティな広告デザインまで、幅広いデザインを経験した元グラフィックデザイナー。心理面をカバーしたマーケティングとデザインの視点をもつ。 個人が個人として活躍する時代に向けて「使えるマーケティング」をモットーに情報発信中。

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