自分にとって何が大切か、その重要度や優先度を表す概念を価値観と言います。価値観は、知識や経験によって個人個人違います。
コミュニケーションにおいては、価値観が似ていれば仲良くなりやすく、価値観が違えば仲良くなりにくい傾向があります。そのため、恋愛や結婚生活では価値観が合うかどうかが相性として重要視されます。
また人生においては、どんな価値観を持っているのかで人生が変わります。
この記事では、
- 価値観とは何か?
- コミュニケーションにおける価値観の重要度
- 人生における価値観の重要度
- 自分や他人の価値観を変える方法
について解説します。
価値観はマーケティングやブランディングでも重要な要素になります。自分の価値観を理解すれば自分の魅力度アップにも繋がりますので、価値観の理解を深めてコミュニケーションに役立てください。
スポンサード リンク
価値観とは「無意識レベルで大事にしているモノゴト」
三省堂大辞林 第三版では、「価値観」は次のように定義づけられています。
価値観とは
いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断。 「 -の相違」
簡単に言うと、価値観とは「無意識レベルで大事にしているモノゴト」のことです。
モノゴトの範囲は、物質・出来事・考え方・習慣・常識・感情・記憶など、物理的なもの・精神的なもの全てに及びます。
もう少し補足すると、価値観は動機(意欲)と関係し、意思決定をする際の、好きか嫌いかの判断基準を表します。おもに過去の経験によって形成され、道徳観や趣味趣向、性格にも影響を与えます。
また、大事にしている考え方の中でも、「正しいと信じている考え方」のことは『信念』と呼ばれます。信念はおもに、意思決定の際の正しいか否かの判断基準を表します。
価値観の例え
例えば、あなたが1000円以上のランチを食べるかどうかに迷うとしたら、「1000円以上のランチは高い」という価値観を持っているということです。あるいは、友達が約束の時間に遅れてきたことでイライラしたら、「時間を守るのは重要なマナー」という価値観を持っているからです。
他にも次のように、人生のなさまざまな場面で価値観が現れます。
価値観の違いが現れる日常の例え
- 夏休みの宿題は、計画的にすませるか?とりあえず遊びを優先するか?
- 大勢で遊ぶことが好きか?少人数や1人で過ごすことが好きか?
- 住む家は、新築や綺麗さにこだわるか?交通の便や低家賃にこだわるか?
- 職探しは、給料を優先するか?やりがいを優先するか?
- 宝くじで大金が手に入ったら、貯金を考えるか?豪遊を考えるか?
- 趣味をはじめるときは、道具から入るか?道具は気にしないか?
- SNSで悪口を書かれたら、思わず反撃するか?無視するか?
- お墓参りは、欠かさず行くか?行かないか?
- 旅行は、計画をしっかり立てるか?行き当たりばったりを楽しむか?
- 洋服の購入は、ブランドで選ぶか?無名でも機能性やデザインで選ぶか?
- 恋人選びは、外見を重視するか?内面を重視するか?
- デート中に急な仕事が入ったら、恋人をとるか?仕事をとるか?
つまり、あなたが毎日しているいろんな行動や、それに伴う感情は、自分の価値観(信念)に影響された結果だということです。
心理学者のE.シュプランガー氏は、価値観を6種類に分類しています。次の記事では、先ほどの「価値観の違いが現れる日常の例え」を使って、価値観の自己診断ができます。
価値観の特徴
価値観の特徴をまとめると、次のようなことが言えます。
- いつ・どこで生まれ、どんな環境で育つかで価値観は変わる
- 価値観の違いは別れの原因になる
- 価値観の押し付けや否定は最悪のコミュニケーション
- 価値観は人生を方向づけるコンパス
- 自分の価値観で生きると魅力的になり、幸せを感じやすい
- 価値観は変えられる
次に、それぞれの特徴を解説していきます。
スポンサード リンク
価値観はいつどこで生まれ、どんな環境で育つかで変わる
価値観はいつ・どこで生まれて、どんな環境・教育で育つかで変わる特徴があります。
価値観はいつ生まれるかで変わる
例えば、今から200年前の江戸時代に生きた人は、「身分に差があることは当たり前」という価値観を持っていました。100年前の大正時代に生きた人は、「戦争はすぐそこにある存在」という価値観を持っていました。
インターネットが普及する前と後とでは、情報に対する価値観は大きく変わりました。
インターネット普及前は情報自体に大きな価値がありましたが、普及後は情報が簡単に手に入るようになったため、情報をどう扱うかが重要になりました。
このように、価値観とは同じ年代で共通するものがあり、また年代によって変化するんですね。
価値観は文化圏によって変わる
同じ年代に生まれても、文化圏が違えば価値観は変わります。
例えば、日本では「出された食事は食べ切るのがマナー」という価値観が一般的ですが、中国では「出された食事は少し残すのがマナー」という価値観が一般的です。
他にも、途上国では「子供が働くのは普通のこと」という価値観や、紛争地域では「敵は武力で制圧するのは当たり前」といった価値観、イスラム教圏では「女性は髪や肌を隠すのが当たり前」といった価値観があります。
このように価値観とは文化圏によって変わり、同じ価値観の集まりがひとつの文化をつくっているということですね。
小さな頃の家庭環境や教育が価値観に大きな影響を与える
同じ年代・文化圏に生まれても、小さな頃の家庭環境や教育が違えば価値観は変わります。
例えば、両親が音楽家で家に楽器がたくさんあるなら、音楽を大切に感じる価値観が自然と生まれやすくなります。プロスポーツ選手の親が元プロスポーツ選手だったり、東大生の親が東大出身だったりするのは、小さい頃から環境が整っているからですね。
また、親から「失敗をしてはいけない」というような教育を受ければ、「失敗は悪いこと」という価値観が生まれやすくなり、チャレンジ精神が育ちにくくなったり、自分よりも劣る人を見下しやすくなります。
このように価値観の形成は、小さな頃の環境や教育が大きな影響を与えています。
スポンサード リンク
価値観の違いは別れの原因になる
別れや離婚の理由として上位にあげられる「価値観の違い」とは、大事にしているモノゴトが違うということです。
例えるなら、「言語が違う」と表現できます。
例えば、お金は「使うことが大事」だと思っている人と、「貯金することが大事」だと思っている人とでは、お金の使い方で話が噛み合わなくなります。
「安定」がなにより重要な人と、「冒険」がなにより重要な人とでは、人生の歩み方で話が噛み合わなくなります。
価値観が違うと「理解しあえない」と感じる
人には、自分のことを理解してもらいたい欲求や、相手を理解したい欲求があります。自分と相手の価値観が似ていれば、相手に自分のことを理解してもらいやすく、また相手を理解しやすくなります。
ですので、価値観が似ている人同士は仲良くなりやすく、価値観が違うと「理解しあえない」と感じて、別れや離婚を考えることになるんですね。
だからこそ生活を共にする結婚生活においては、価値観の相違はすごく重要な要素になります。
別れの原因になるような価値観の違いとは、次のような日常生活に密着する価値観です。
別れに直結しやすい価値観の違い
- 金銭感覚
- 仕事への取り組み方
- 食生活や生活習慣
- 将来のビジョン
- 子供の教育方針
結婚を視野に入れた恋人がいる場合は、結婚する前にこれらの価値観が合うかどうかを確認しておいた方がいいんですね。
ただし、価値観とは個性を表すものであり、人それぞれ違うのは当たり前のことです。ですので、個人個人の価値観の違いを受け入れられないと、コミュニケーションでは致命的になります。
価値観の押し付けや否定は最悪のコミュニケーション
コミュケーションにおいてもっともやっていはいけないことが、自分の価値観を相手に押し付けたり、相手の価値観を否定することです。
なぜなら、価値観は個性をつくる根っこのような部分であり、価値観を否定されると人間性を否定されたような感覚に陥りやすくなるからです。価値観の押し付けも、間接的に相手の人間性を否定することになります。
例えば、アウトドア派のあなたがインドア派の恋人をキャンプへ連れて行きたいからと、
- 「天気のいい日に部屋にいるなんて、考えられない!」
- 「キャンプに行こう!休日はキャンプで決まりだから!」
というようなゴリ押しをすれば、恋人に嫌な思いをさせてしまうことになります。
相手の価値観を否定したり自分の価値観を押し付けるのは、「オレの価値観は宝石で、お前の価値観はゴミだ」と言っているようなものなんですね。
価値観の違いを受け入れることがコミュニケーションでは大切
コミュニケーションで大切なことは、価値観が違うことを認めて、受け入れることです。
例えば、インドア派の恋人をキャンプに誘いたいなら、
- 「部屋でまったりするのもいいけど、一度キャンプに行ってみない?」
- 「涼しいキャンプ場なら、日陰を作れば快適で意外と楽しめるよ」
というように、相手の価値観を認めつつ、自分の価値観を提案するようにします。
無理やり相手の価値観に合わせたり、自分の価値観を押し殺す必要はありません。なぜなら、自分の価値観を押し殺した場合は、自分らしさ(=魅力)が失われてしまうからです。
恋愛の場面で相手の価値観に合わせてばかりいると、相手から「つまらない人」と思われてしまう可能性があるんですね。
魅力が失われてしまうのは、価値観とは “自分の人生を方向づけるコンパス” のような存在だからです。
価値観は人生を方向づけるコンパス
価値観が “人生を方向づけるコンパス” のような存在である理由は、どんな価値観を持っているかで反応や行動が変わるからです。
次の2つの理論から、価値観が個性をつくる根っこの部分であることもわかります。
- 価値観の違いで反応が変わることがわかる「ABC理論」
- 価値観の違いで人生が変わることがわかる「ニューロ・ロジカル・レベル」
価値観の違いで反応が変わることがわかるABC理論
価値観の違いで反応が変わることは、「ABC理論」でわかります。
ABC理論とは、臨床心理学者のアルバート・エリス氏によって考案された論理療法の中の基本的モデルです。「反応(結果)」は「出来事」によって決まるのではなく、個人個人の「捉え方(信念)」によって変わることを表しています。
ABC理論
- A:Activating event(出来事)
- B:Belief(信念/捉え方)
- C:Consequence(結果/反応)
『B』のBeliefとは、「思い込み・価値観・固定観念」といった “捉え方” を意味します。
例えば、「約束の時間に友達が来ない」という出来事があった際に、「時間を守るのは重要なマナー」という価値観を持っているとしたら、「イライラする」という反応が現れます。
もしも「友達の存在はなによりも重要」という価値観を持っていれば、「約束の時間に友達が来ない」という同じ出来事でも、「心配する」という反応が現れます。
つまり僕たちは、価値観というフィルターを通して出来事を処理しているんですね。ですから、どんな価値観を持っているのかで反応が変わり、それに伴い行動も変わるわけです。
価値観の違いで人生が変わることがわかるニューロ・ロジカル・レベル
価値観が人生を方向づけるコンパスのような存在であることは、「ニューロ・ロジカル・レベル」でわかります。
ニューロ・ロジカル・レベルとは、NLP(神経言語プログラミング)という心理療法を開発したロバート・ディルツ氏が体系化した、人間の意識を階層化したモデルです。
それぞれの要素は互いに影響しあい、上の要素が下の要素に大きな影響を与える様子を表しています。
例えば、
- お金は家族よりも重要
- 家族はお金よりも重要
という対極する価値観を持っている場合に、どのように人生が変わるのかを比較してみます。
お金は家族よりも重要な場合
「お金は家族よりも重要」という『価値観』を持っている場合は、仕事探しをする際には収入面を気にするはずです。今よりも収入を増やせる機会があれば、なんのためらいもなく転職を考えるかもしれません。
次に『価値観』に従って、収入アップに必要な『能力』を身につけようと考えます。
『能力』を身につけるために残業したり、スキルアップの情報をチェックしたり、独学するといった『行動』をとろうとします。
『行動』するために、勉強時間の確保といった『環境』を整えようとします。収入アップを第一に考えるため、家族との時間が失われても問題に感じません。結果的に、家族が不満を感じる『環境』をつくることになります。
家族はお金よりも重要な場合
「家族はお金よりも重要」という『価値観』を持っている場合は、仕事探しをする際には、家族と過ごせる時間が確保できるかを気にするはずです。
今よりも収入を増やせる機会があったとしても、過度に忙しくなったり、勤務地の遠い転職は考えないかもしれません。
次に『価値観』に従って、家族との時間を過ごせるような『能力』を身につけようとします。仕事は効率を重んじて、残業ゼロを心がけるかもしれません。
今よりも良い収入を得るために特殊なスキルが必要だとしても、家族との時間が奪われるようなら、特殊なスキルの『能力』を身につけようとは考えません。
そのため、収入アップのための『行動』よりも、家族と過ごす『行動』を優先します。当然、スキルアップのための『環境』を整えることはなく、家族と楽しく過ごすための『環境』を手に入れます。
このように価値観は行動する際の動機となって、人生に影響します。
だからこそ、価値観は人生を方向づけるコンパスのような存在だと言えるんですね。
自分の価値観で生きると魅力的になり、幸せを感じやすい
価値観は、趣味趣向や性格にも影響します。人それぞれ違う価値観を持っていますので、価値観は自分らしさを形成している概念とも言えます。
ということは、自分の価値観に沿った生き方をすれば幸せを感じやすく、他人の価値観に無理やり合わせた生き方をすれば生きづらくなるということです。
例えば、黒い色の服が好きなのに、恋人に「明るい色の服を着てよ」と言われて仕方なく明るい色の服ばかりを着た場合は、自分らしさを失うことになります。
あるいは、サッカーが大好きでサッカー選手になるのが夢なのに、親に「サッカーなんてダメだ」と否定されて夢を諦めてしまった場合は、人生の目的を失うことになります。
反対に、服が好きな人は自分が好きな服を着ている時は活き活きできますし、サッカー選手は大好きなサッカーをしている時が輝いて見えますよね。
つまり、自分の価値観で生きることは自分らしく生きることになり、自分の魅力を最大限に発揮できるということなんですね。
これは承認欲求をなくして自由に生きることや、ありのままの自分を肯定できる自己肯定感を高めることにつながります。
ですので、自分の価値観で生きている人ほど魅力的であり、自分の価値観で生きていない人ほど魅力が失われていると言えるんですね。
自分の価値観を理解してる?
自分らしさを最大限に発揮するためには、自分の価値観を理解しておく必要があります。ですが、自分がどんな価値観を持っているのかを理解している人は、意外と少ないようです。
組織心理学者であるターシャ・ユーリック氏が行った調査によると、95%の人が「自分は自己認識ができている」と思っているものの、実際に自己認識ができている人はわずか10〜15%だったと発表しています。
ユーリック氏によると、自分自身について深く知るためには、次の2種類の自己認識に取り組む必要があると言及しています。
- 内面的自己認識・・・自分の価値観・思考・願望などの理解
- 外面的自己認識・・・他人が自分をどう見ているかの理解
「日記を書いても自分を知ることはできない」と指摘するユーリック氏の著書『insight(インサイト)』では、自分自身を内省する正しい方法が解説されていますので、興味があればぜひ読んでみてください。
ムダに悩まない理想の自分になれる 超客観力
最近は心理学系の動画配信者でもあるメンタリストDaiGo氏の著書『ムダに悩まない理想の自分になれる 超客観力』では、自分の価値観を知ることができるワークが紹介されています。
自分を知るための6つの質問や、価値観を表す78個のキーワードから自分の価値観を知ることができますので、自分を理解したい場合はぜひワークにトライしてみてください。
価値観は変えられる
最後に、価値観は変えられる特徴があります。
例えば、「独りでインドへ旅に行ったら人生の価値観が変わった」というのは、よく聞く話ですよね。あるいは本を読んだりして、新たな知識を得た時にも価値観は変わります。
価値観とは、環境の変化や新たな気づきで変わる可能性があるということです。
価値観が変わる様子がわかるニューロ・ロジカル・レベル
先ほど紹介したニューロ・ロジカル・レベルから、価値観が変わる2つの方法がわかります。
ニューロ・ロジカル・レベルでは、それぞれの要素は互いに影響しあい、上の要素は下の要素に大きな影響を与え、下の要素は上の要素に小さな影響を与える様子を表しています。
この前提からわかる、価値観を変える1つめの方法は次のとおりです。
価値観を変える方法 ①
- 環境を変えれば行動が変わる
- 行動を変えれば能力が変わる
- 能力を変えれば価値観が変わる
身の回りの環境や行動を変えることで、徐々に価値観を変えられるということです。
例えば、外食が当たり前の人でも、外出ができない環境下では自炊が当たり前になっていくようなことです。
価値観を変える2つめの方法は、簡単な方法です。
価値観を変える方法 ②
- アイデンティティを変えれば価値観が変わる
一番上の階層であるアイデンティティを変えれば、価値観は簡単に変わるということです。
アイデンティティとは自己認識のことで、「私は◯◯である」を表す概念です。
例えば、「私は会社員である」というアイデンティティを持っている会社勤めの人が、起業の本を読んで「私は経営者である」というアイデンティティに変わった場合、会社員の価値観から経営者の価値観へと変わります。
価値観を変えられるということは、別れや離婚の原因になる価値観も変えられる可能性があるということですね。
他人の価値観は変えにくい。ただし・・・
注意したいのは、自分の価値観は変えられるけど、他人の価値観は変えにくいということです。
なぜなら、人は「自分の考えが正しいし好ましい」と感じる傾向があるからです。
ですので、あなたが自分で「価値観を変えよう!」と決意すれば自分の価値観は変えられますが、あなたが誰かに「キミは価値観を変えた方がいいよ」と指摘しても、なかなか受け入れてもらえないんですね。
一方で、人は他人に影響されやすい側面があります。
例えば、他人が人助けをしている場面に遭遇すれば、自分も人助けをする確率が上がります。この心理傾向を利用すれば、あなたが価値観を変える姿を見せれば、他人の価値観が変わる可能性があるということです。
価値観の違いは受け入れた方がラク
つまり、もしもあなたが恋人やパートナーの価値観を変えたいと思った場合は、あなた自身が変わることが大切なんですね。あるいは一緒に生活をしているのであれば、生活環境を変えるという手もあります。
さらに最も簡単な方法は、「私は価値観の違いを受け入れる者である」という、自分のアイデンティティを変えることです。価値観は人それぞれ違うのは当たり前であることを受け入れられれば、ストレスを感じることもなくなるんですね。
ここまで読まれたあなたなら、「相手の価値観も相手の人生にとって宝石」という理解が深まったのではないでしょうか。
まとめ
価値観とは、何に価値を感じて、どれほど重要で、どんな順番で大切に感じるかを表す概念です。
個性を形成する根っこのような部分であり、人生を方向づけるコンパスのような存在でもあります。恋愛や夫婦生活では、価値観の違いが別れや離婚の原因にもなります。
他人の価値観を否定したり、自分の価値観を押し付けるのは最悪のコミュニケーションです。価値観を否定されると、人間性を否定されたように感じるからです。
また、自分の価値観で生きれば魅力的になり、幸せを感じやすくなります。
もしも恋人やパートナーとの価値観の違いがストレスを生んでいるようなら、あなた自身のアイデンティティを変えてみてください。価値観の違いを受け入れれば、ストレスはなくなります。
次の記事では、自分の価値観を自覚するきっかけになる、6つの価値観を紹介しています。
Next⇒「6種類の価値観|シュプランガーの類型論で診断するあなたのタイプ」
スポンサード リンク