アクセスを集めるSEO対策

ロングテールSEOとは|ブログ集客に効くアクセス増大の具体的なやり方

投稿日:2017-08-03 更新日:

ロングテールSEO

あなたがWebサイトの運営を始めたばかりなら、あるいは、ブログ記事を書いてもなかなかアクセスが増えないようなら、ロングテールSEOに取り組んでみてください。

ロングテールSEOに取り組めば、検索からのアクセスを安定的に集めることができて、コンバージョン率の高いコンテンツづくりができるようになります。

しかも、検索回数の多いビッグキーワードでも検索上位に表示されやすくなりますので、最短ルートでアクセス数を大幅アップさせることができます。

この記事では、次の2つがわかります。

  • ロングテールSEOのメリットは何か?
  • どうやってロングテールSEOを始めるのか?

あなたのブログやWeb集客のアクセスアップに役立ててください。

スポンサード リンク

ロングテールSEO とは

ロングテールSEOのイメージ

ロングテールSEOのイメージ

ロングテールSEOとは、月間検索回数の多いビッグキーワードを狙うのではなく、月間検索回数の少ないロングテールキーワードでコンテンツ(ブログ記事)を量産していくSEO対策です。

たとえ月間平均検索回数の少ないロングテールキーワードでも、記事を量産することで合計して多くのアクセスの獲得を狙います。

ロングテールSEOで知っておきたい2つの法則

ロングテールSEOは、次の2つの法則について知っておくと理解が深まります。

  • パレートの法則:「上位20%のヒット商品が売上全体の80%を占める」ことを示した法則で、店舗販売では上位20%のヒット商品を重視する
  • ロングテールの法則:インターネットでの販売では「上位20%のヒット商品よりも、ほとんど売れない商品群の方が売上額が上回る」ことを示した法則

ロングテールSEOは、「ロングテールの法則」の概念をWebサイトのアクセスアップに転換させた考え方です。

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、月間平均検索回数が1万回以上のビッグキーワードを含んだ、ミドルキーワード、スモールキーワードのことを言います。(アメリカでは3語以上の複合キーワードという定義もあります)

  • ビッグキーワード:月間検索回数が1万回以上のSEOキーワード
  • ミドルキーワード:月間検索回数が1000回以上1万回未満のSEOキーワード
  • スモールキーワード:月間検索回数が1000回未満のSEOキーワード

例えば、月間平均検索回数が1万回以上のビッグキーワードである「エステ」を例にとってみると、ロングテールキーワードとは、「エステ」を含んだ、次のようなミドルキーワード、スモールキーワードのことです。

SEOキーワード月間平均検索回数
セルライト エステ1,000〜1万
エステ 体験1,000〜1万
エステ サロン1,000〜1万
脱毛 エステ100〜1,000
イヤー エステ 体験100〜1,000
エステ バスト アップ100〜1,000
ロングテールキーワード

ロングテールキーワード

スポンサード リンク

なぜロングテールキーワードでアクセスがアップする?

なぜ、月間平均検索回数が少ないロングテールキーワードでコンテンツを作ることが、アクセス集めでは重要なのでしょうか?

アメリカのデータではありますが、ja.Ahrefs.comによると、14億の検索キーワードを分析した結果、1単語だけで検索されている割合はわずか2.8%で、3語以上の複合キーワードで検索されている割合は86.4%でした。

また、月間で5000回を超える同じキーワードで検索された割合は、全体のうちのわずか0.03%で、月間で50回未満のキーワードでの検索が全体の96.54%を占めていました。

これらの調査を総合していくと、検索ボリュームの多いビッグキーワードでの検索は全体の10%未満で、全体の約40%が月間検索ボリュームが50回未満のニッチなキーワードということがわかりました。
参照サイト:https://ja.ahrefs.com/blog/long-tail-keywords-research/

つまり、検索回数の少ないロングテールキーワードが多く含まれているコンテンツがたくさんあれば、検索結果の上位に表示される回数が総合的に多くなるということなんですね。

ロングテールSEO のメリットとは

ロングテールキーワードを使ってコンテンツを作るロングテールSEOには、5つのメリットがあります。

  1. 検索上位になるコンテンツをつくりやすい
  2. コンバージョン率の高いコンテンツをつくりやすい
  3. ライバルが弱い可能性が高い
  4. 安定的にアクセスが集まる
  5. ビッグキーワードでの上位表示を狙えるようになる

1.  検索上位になるコンテンツをつくりやすい

ロングテールSEOは、検索上位に表示されやすくなるメリットがあります。

なぜなら、二語・三語と語句が増えるロングテールキーワードは、一語のみのビッグキーワードに比べて、より検索ニーズがわかりやすくなり、検索ユーザー(検索する人)が満足できるコンテンツを作りやすくなるからです。

例えば、「フェイシャル エステ 効果」というロングテールキーワードであれば、『フェイシャルエステの具体的な効果を知りたいんだな』と、検索ユーザーの知りたいことが予想しやすいですよね。

これが、ビッグキーワードの「エステ」の場合は、エステの何を知りたいのかが、はっきりとは分かりません。エステについての基礎知識を知りたいのかもしれませんし、エステの種類を知りたいのかもしれません。

ですので、検索ニーズがわかりやすいロングテールキーワードの方が、検索ユーザーが満足できるコンテンツを作りやすくなるんですね。

そして、検索ユーザーが満足できる高品質なコンテンツは、検索上位に表示されやすくなります。

2.  コンバージョン率の高いコンテンツをつくりやすい

また、ロングテールキーワードは、コンバージョン率の高いコンテンツをつくりやすいメリットがあります。なぜなら、検索ユーザーの《行動したい》という検索ニーズがわかりやすくなるからです。

理屈は先ほどのメリットと同じです。

例えば、SEOキーワードが「エステ」だった場合、検索ユーザーのニーズはぼんやりしたものになりますよね。

ですので、例えばあなたが東京でエステ店を営んでいて、「エステ」のキーワードでアクセスを獲得できたとしても、エステに通ってくれる可能性は低いキーワードだと言えます。

それが「フェイシャルエステ 体験 東京」というロングテールキーワードなら、『東京でフェイシャルエステが体験できるところはどこ?』という検索ユーザーのニーズがわかりやすくなりますよね。

あなたのエステ店で体験コースを設けておけば、このキーワードでのコンバージョンの可能性が高くなります。

3.  ライバルが弱い可能性が高い

検索回数の少ないSEOキーワードであれば、ライバルが少ない可能性が高くなるメリットがあります。ということは、上位表示されやすくなるということです。

例えば「フェイシャルエステ 体験 東京」の三語で検索してみたら、検索上位に表示されるページのタイトルには、三語全てを含んだタイトルは2つだけでした。

エステを含むロングテールキーワード

現在のSEOでは、タイトルだけで上位表示できるかどうかを判断することはできません。ですが、それでもやっぱりタイトルに含まれるキーワードは重要な要素です。

実際に記事を作成する際には、ライバルサイトのコンテンツをリサーチする必要がありますが、このキーワードで検索ユーザーを満足させる記事が書ければ、上位表示も可能性がありそうです。

4.  安定的にアクセスが集まる

ロングテールSEOに取り組んでコンテンツを増やしていけば、いろいろな検索キーワードで上位表示されるようになり、安定してアクセスが集まるメリットがあります。

例えば、ビッグキーワードばかりで上位表示を狙う少数精鋭ページのWebサイトの場合は、そのうちの1ページの順位が大きく下がることがあると、アクセス数も大きく下がってしまいます。

ですが、検索回数の少ないロングテールキーワードで大量に作られたWebサイトは、たとえそのうちの1ページの順位が大きく下がってたとしても、全体に影響を与えるようなアクセス数の下がり方はしなくなります。

5.  ビッグキーワードでの上位表示を狙える

ロングテールキーワードを使ってコンテンツをつくることで、やがてビッグキーワードでの上位表示もできるメリットがあります。

例えば、「フェイシャルエステ ◯◯」のキーワードで検索ユーザーが満足できる記事を量産していれば、やがて「フェイシャルエステ」のSEOキーワードでも検索上位に表示されるようになっていきます。

ロングテールキーワードを網羅していけば、やがてビッグキーワードでの上位表示もできるようになり、アクセスを大幅にアップさせることにつながります。

ロングテールSEO の始め方

ではここから、ロングテールSEOの具体的なやり方についてお話ししていきます。

ステップは次のとおりです。

  1. キーワードを調べる
  2. 関連キーワードを集める
  3. カテゴリーにするキーワードを決める
  4. カテゴリーごとにロングテールキーワードを調べる
  5. コンテンツ(ブログ記事)をつくる
  6. 関連度の高いページを内部リンクで関連づける

ロングテールSEOの効果を最大にするためには、まず最初にWebサイトの構造を整えておくことが大切です。

例えとして、書道教室を営んでいる人が「書道」の専門サイトをつくるとして、ロングテールSEO対策をする場合の説明をしていきます。

ロングテールSEOのためのサイト構成

ロングテールSEOの構成

ロングテールSEOの構成

まずはサイトの全体像ですが、上の図のような構造にします。WordPressを使えば、自然とこのような構造でサイトが構築できます。

一番下のカテゴリーの記事でロングテールキーワードを使ったコンテンツを作り、カテゴリーページでミドルキーワードを攻略します。

一番上のトップページでは、一番大きなビッグキーワードを設定します。

ステップ1. キーワードを調べる

まずは「書道」というキーワードが、世の中でどれほど需要があるのかをグーグルキーワードプランナーで調べてみます。

書道の検索ボリューム

「書道」というキーワードは1万回以上の検索ボリュームがあるので、需要としては大きいことがわかります。

また、「書道」というキーワード以外にもサイト内で取り扱えるキーワードがあるかもしれないので、関連性のあるキーワードも見ておきます。

書道と関連性のあるキーワード

「習字」や「書写」というキーワードも使えるかもしれないですね。

ステップ2. 関連キーワードを集める

「書道」というキーワードが、世の中でどんな検索のされ方をしているのかを調べるために、関連するキーワードを集めます。関連キーワードを集めたら、グーグルキーワードプランナーで検索ボリュームも調べておきます。

書道の関連キーワード一覧

「書道」の関連キーワード一覧

ステップ3. カテゴリーにするキーワードを決める

集めてきた関連キーワードの検索回数の多さを基準に、どのようなカテゴリーでコンテンツを作っていくのかを考えます。

実際にキーワードを検索してみて、どのようなページが上位表示されているのかを確認しながら、サイトのテーマに合ったコンテンツが作れそうなカテゴリーを決めていきます。

例えば、次のようなキーワードからカテゴリーを作ってみます。

  • 「書道 手本」⇒「書道のお手本」
  • 「書道 段」⇒「書道の段位について」
  • 「書道 筆」⇒「筆の持ち方とお手入れの仕方」

ステップ4. カテゴリーごとにロングテールキーワードを調べる

カテゴリーに設定するキーワードを決めたら、各カテゴリーで記事にするためのロングテールキーワードを調べていきます。

その際に役立つ便利なツールがあります。

keysearch Beta

keysearch

keysearch Beta

こちらのサイトでは、調べたいキーワードを入力して『検索』すると、関連キーワードをマインドマップとして表示してくれます。

CSVやSVGデータとして保存もできますので、カテゴリーごとに保存しておくと便利です。

例えば、カテゴリーのキーワードである「書道 筆」で検索すると、次のようなマインドマップが表示されます。

この先端部分のキーワードが、ロングテールキーワードになります。

「書道 筆」に関連する ロングテールキーワード

「書道 筆」に関連する ロングテールキーワード

ステップ5. コンテンツ(ブログ記事)をつくる

先ほど調べたロングテールキーワードや、集めた関連キーワードを使って、一つ一つ記事を作っていきます。

例えば「書道 筆 汚れ」というキーワードから『書道で使う筆の汚れを完璧に落とす10の方法』といった記事を書きます。

記事を書く際には、検索ユーザーのニーズを想定することが大切です。自分が検索ユーザーになったつもりで、実際にロングテールキーワードで検索をしてみます。

ライバルとなる検索1位から10位の記事を見てみて、

  • 検索ニーズを満たせていない部分はどこか?
  • わかりにくい部分はどこか?
  • プラスアルファで説明があれば、もっとわかりやすいと感じる要素は何か?

というような部分をチェックして、自分の記事に反映させます。

あまりにもライバルが強敵だと感じたら、そのキーワードで記事を書くのは避けるか、後回しにしても良いかもしれません。

ロングテールキーワードを攻略するとカテゴリーが強くなる

検索ユーザーが満足できる記事を書いていくことで、ミドルキーワードである「書道 筆」で、カテゴリーページが検索上位に表示されるようになります。

他のカテゴリーについても上位表示されるようになれば、やがてTOPページに設定したビッグキーワードである「書道」についても、検索上位に表示されるようになっていきます。

検索回数が少ないからと言ってブログ記事の手を抜くと、ロングテールキーワードでの上位表示もされなくなり、ミドルキーワードやビッグキーワードでの上位表示も難しくなります。

つまり、ロングテールSEOとは、検索ユーザーが満足できる高品質なコンテンツを作り続けていくことが大切なんですね。

ステップ6. 関連度の高いページを内部リンクで関連づける

関連度の高いページ同士は、内部リンクで関連づけておくようにします。

関連度の高いページをリンクでつなげる

関連度の高いページをリンクでつなげる

アクセスを集めたい記事に内部リンクを多く送ることで、リンクを受けたページのSEO効果が高まります。関連性の高い内部リンクは、閲覧ユーザーにとっても親切な設計になりますよね。

リンクを貼る時には、アンカーテキストにもキーワードを含ませるようにしておきます。

王道のSEOバイブル バナー

まとめ

ロングテールSEOとは、従来の店舗販売の概念であるパレートの法則とは逆のロングテールの法則を応用したSEO対策です。

ビッグキーワードを含んだロングテールキーワードでコンテンツを量産していくことで、アクセスアップと、コンバージョン率のアップを目指します。

検索ユーザーが満足できるコンテンツを作っていれば、やがてビッグキーワードでも検索上位に表示されるようになっていきます。

もしも現在のあなたのWebサイトの構造が、ロングテールSEOに向いていない構造だったとしたら、カテゴリーページから考え直してみてください。

コンバージョン率を高めるキーワード選定は、次の記事で解説しています。
Next⇒「Web集客で絶対知っておきたいSEOキーワードのDo-Know-Goとは?

追伸:もしも「自分のビジネスでは、どんなWeb集客をすればいいの・・・?」という疑問があれば、当サイトの特別コンテンツを参考にしてみてください。
Web集客がマルわかり!小規模ビジネスの集客方法がわかる戦略講座

この記事が役に立ったら
\いいね !/

Twitter で

スポンサード リンク

診断チェックリストCTA_photo
  • この記事を書いた人

高木浩一

大企業のマジメな広告デザインから、男性を欲情させるアダルティな広告デザインまで、幅広いデザインを経験した元グラフィックデザイナー。マーケティングの門を叩き、心理学と脳科学にハマる。個人が個人として好きなことして生きていく時代に向けて「使えるマーケティング」をモットーに情報発信中。

-アクセスを集めるSEO対策
-, ,

Copyright© Web活用術。 , 2018 All Rights Reserved.